#澄輝 さやと
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Sumiki Sayato as Rudolf in Elisabeth by Cosmos Troupe 2016
#takarazuka#elisabeth das musical#エリザベート#sumiki sayato#澄輝 さやと#asaka manato#朝夏 まなと#misaki rion#実咲 凜音#soragumi#elisabeth
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花雨さんはフリーランスで活動する被写体です。
7月31日生まれで東京都出身です。
新卒でメーカーに入社し、社長秘書を務めていたと語っています。
2017年春から一般企業の事務職に転職し、現在は休業中とのことです。
2014年11月に「読んでいる漫画のページに胸を挟む」画像をアップしたところ、豊満なバストが注目されて「あの子は何者?」と大きくバズり、それ以降SNSでセルフグラビアを発信するようになります。
2022年には「Fantia(ファンティア)」を開設。
セクシー系の被写体として本格的な活動を開始します。
またコミケやコスホリなど同人誌即売会イベントにも積極的に参加し、その感覚的で研ぎ澄まされた身体表現センスが注目され業界内での評価がうなぎ上りに。
桑島智輝氏や笠井爾示氏といった著名なカメラマンとのコラボ��品を多数発表しており、カメラマンから撮影オファーが殺到する人気モデルとしての地位を確立させました。
2024年5月には「週刊プレイボーイ」のグラビアに起用され、デジタル写真集「真昼の出来事」をリリース。
現役社会人であるという以外はほぼ謎に包まれた素性が、専業グラビアアイドルが放つ芸能人オーラとはまた毛色の違��「隣のお姉さん」的な距離感の近い色気を放ち、ガチ恋ファンが続出中という遅咲きの逸材です!
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どれほどの 輝きも 互いをもっと知ることで その姿 たぎる炎 心 揺さぶられて 荒れる模様 晴れ渡る鼓動 そう! きみのような! 待っていた いつだって 世界を 変えるのは
よくここまで辿りついたな ここからは なにも いうことは ない! 正しさと強さを持つことが キミに応える 今 いざ 参る!
まだ冒険の途中 さあ 研ぎ澄ませ この心を動かすのは あなたと同じように マダマダッ! 終わっちゃいないさ 困難にぶつかっても 乗り越えてきたんだそうだろう ゼンリョクでいくから こい これまでの旅の全てを
春風のように舞い あるいは稲妻のように刺す 「あーあ! あんなに 楽しい 勝負も必ず 終わって しまうのね」 オーディエンスさえ 味方につけるのさ 熱いコールが鳴りやむことはないのさ まだ 終わらせないッ! 勝利を掴むのは
信じて疑わなかった 世界で一番! 強いってこと 今なら少しわかるような 信頼や愛情さえも 僕にだって 君にだって その数だけ 思い出があるだろう いつかまた あたらしいせかいが待ってる
まだ冒険の途中 さあ 研ぎ澄ませ この心を動かすのは あなたと同じように マダマダッ! 終わっちゃいないさ 困難にぶつかっても 乗り越えてきたんだそうだろう ゼンリョクでいくから こい これまでの旅の全てを
Uh... Neat!
(/ooc)
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今日は店は休みです。久しぶりに奈良に来ています。本籍を奈良に置く身としては、故郷へ戻る嬉しさです。仕事があるとはいえ、合間に興福寺で八部衆の御顔でも拝めるとなおなお嬉しいところですが。
そういえば、本日2023年12月12日はちょうど小津生誕120年、没後60年。小津で奈良、といえば『麦秋』の最後、ふっと差し込まれる麦畑の中をゆく嫁入り風景のシーンですが、あれ、どこなんでしょうか。後ろに耳成山のような山が見えるので、橿原のどこかかな。
ついでの話。このごろ書きものの仕事が多くて、頼まれもの以外の文章なぞつらつら書いている場合ではないのですが、小津についてふと気になってしまったことがあり、書いておかないと本来の仕事ができなさそうなので、合間合間に記していた雑文をここに置いておきます。長いですし、結論はないし、ほとんどの方が興味のない内容かと思いますが…。
ちょっとした調べものがあって雑誌『みすず』2001年12月号を読んでいたら、木村伊兵衛が小津安二郎を撮影した写真と文章「上海で小津安二郎氏をうつす」が掲載されていた。時期は1938年1月なので第二次上海事変の翌年。小津は1937年9月に出征して中国に渡り、事変の直後12月から上海にいたようで、その時に偶然木村と出会っている(その後小津は南京・漢口と転戦する)。写っている小津が携えているカメラは、木村の稿に続いて掲載されている田中眞澄氏の文章「ライカという”近代”」によればライカA型。小津関係の文章を読むと、小津は「ご愛用のライカ」をいつも手にしていたと多くの人が書いているので(同文によると山中貞雄はコンタックスだったらしい)さもありなんと思うのだけれど、田中氏の文章を読んでいくなかで、ちょっとしたことが気になるようになった。
小津は1942年から軍の依頼で記録映画撮影のためにシンガポールに滞在し、ただまあ映画製作などできる状況でもないため、自国内では上映が禁止されていたアメリカ映画をひたすら見続け、敗戦を当地で迎えている。そしてそのまま捕虜となり、抑留生活を終え1946年1月に帰国する際に小津はライカを手放しており、「彼が再びライカを所有するのは一九五四年のことである」とある。買った件の��拠はどこにあるんだっけ、と思いつつ近所の図書館に置いてある『全日記 小津安二郎』を紐解くと、なるほど1954年3月22日の項に、
> 「出京 サンにてライカを買ふ 135.000 アメリカン フアマシー 明治屋(燻製)によつて帰る」
とある。��、ここで急に話は脇道に逸れるのだが、ちなみに隣のページ、同年4月8日の項には、
> 「駒場の東大教養学部 民芸館 青山の花屋 それから 車にて銀座に出て なごやかに夕餐を喫す 野田夫妻と江原氏同道」
と日本民藝館に行った旨の記載がある。他にも、1951年11月10日に
> 「宿酔 森昌子さん達と 陶哉 たくみに寄って大船に帰る」
や、1955年5月17日には
> 「駅にて野田氏と待合せ 上野松坂屋の民芸展にゆく」
とも。ほか、パッと目を通しただけでも1952年4月8日、同年6月15日、1953年2月9日、1961年2月2日に銀座たくみに行った記載があるし、志賀直哉や里見弴についての言及は多すぎるので略す。こういうものを読むとつくづく民藝誌において特集「小津と工藝」を組みたいなと思う。白樺派との関係や小津の映画における「巧藝品考撰」について取り上げる特集。『秋日和』で原節子の後ろにかかっている暖簾は芹沢銈介だろうか、『秋刀魚の味』で中村伸郎の後ろに置かれたやちむん?はたくみで求めたものなのだろうか、やちむんであれば誰の仕事だろうか。佐田啓二と吉田輝雄がとんかつ屋で食事をするシーンには確かに芹沢カレンダーが掛かってるな、などといつも気になるので。松竹から写真借りるといくらぐらいかかるかな…。
それはさておき。この時購入したライカが、前掲日記の1961年3月23日の項に「夕方会社帰りの秀行くる ライカ借(貸)してやる」とある通り、のちに小津の甥が譲り受け、現在は茅野駅前「小津安二郎・野田高梧コーナー」に寄贈展示されているライカIIIfとズマリット5cmF1.5なのだろう。と、ここまで長々と記して、まだ前提です。
そこでふと思い出したのが厚田雄春・蓮實重彦著『小津安二郎物語』(筑摩書房・リュミエール叢書)の冒頭。ここには小津が『東京物語』と『早春』のロケハンをしている写真が2葉掲載されているのだけれど、どちらにおいても小津はバルナック型のカメラを携え、光学ファインダー���のぞいたりしている。沈胴レンズにフードをつけている様子から、あれはライカなんだろう、レンズは厚田雄春が『父ありき』において75mmを一場面で使った以外はすべて50mmだったと言っているぐらいだから同径のエルマーやズマール、ズミタールとかかな、などとうっかり思い過ごしていた。むろん『早春』については、製作年やロケハンの写真に記載されている「1955.7.20」という日付からするとまったく問題はない。しかし『東京物語』は1953年製作公開だから「再びライカを所有した」1954年では間に合わない。そう気がついて見直すと、小津が構えているカメラは、ライカIII型に似ているがファインダーの位置が違うし、そもそも1954年にあわせて手に入れたと思しきズマリットは沈胴レンズではない。
妙なことに気がついてしまったと思いつつも、ひとまずは日記記載の「サン」を手始めに調べてみようとしたが、何の会社かわからない。名取洋之助が企画編集した「週刊サンニュース」と関係はあるのだろうか。対外宣伝誌の専門家であり、銀座に店を構える森岡さんに聞いたらわかるだろうか。いずれにせよ1949年以降の小津の日記に「サン」が登場するのは、「1951年1月17日・3月21日・4月24日・11月10日、1952年4月17日、1953年6月16日、1954年3月22日(前述のライカを買った日)・10月14日、1955年4月6日、1960年7月14日、1961年2月2日(”たくみ サンに寄って三越”)」。1953年6月16日は、ちょうど『東京物語』ロケの最中だったことが気に掛かる。ほか、関係しそうな記載としては1953年3月30日に「アサヒカメラ座談会」、1954年11月5日の「シュミットに寄ってから」(当時ライカの総代理店だったシュミット商会か)、1955年2月15日「昼寝をしてゐると小尾がくる ニッコールの85m(ママ)のレンズを頼む 四万五千円を預ける」、同年3月11日「小尾に会ひ105mmのレンズを見る」、同年6月27日「小尾から電話ライカピッド(ママ。入手したライカがIIIfであれば、ライカビット SYOOMか)を頼む」ぐらいか。この「小尾」という人は何者なんだろう。
次に小津が構えているカメラの形状から何かわからないかと思い、あらためて細部を見れば、写っているカメラは戦後キヤノンが作っていたコピーライカであることがわかる。決め手はファインダーの位置。同時期の国産コピーライカであるニッカやレオタックスはライカそっくりに作っているのだが、キヤノンは誠実と言っていいのか「打倒ライカとコンタックス」の心意気の現れか、多少スタイルが違う。なお、小津が用いている機種については、この時期のレンジファインダー機は輸出用に作っていたせいか勢いがあり、すぐ新型が出るうえに、外観がどれも似すぎていて小さな写真では区別がつかない。時期を考えれば、1946年発売のSIIから1952年のIVSbの間のいずれかで、III型以降のように見受け���れる。レンズもやはり形状から判断するとズマールに似ているので、1949年発売開始のキヤノン Serenar 50mmF1.9か。そう気づいて改めて調べると、「カメラ毎日」1954年6月号に掲載されている座談会「カラーは天どん 白黒はお茶漬の味」ではカメラの話がもっぱらで、その時に手にしているのはキヤノンである。このキヤノンのカメラとレンズ、そして外付けのファインダー、この時期どういう経緯で小津は使っていたのだろう。いずれにせよ、1953年の『早春』はともかく、なぜ1955年に「ご愛用のライカ」ではなく、キヤノンを用いているのか。
ついでに言うと、小津が鏡の前でカメラを向けて撮っているセルフポートレートに用いているカメラはコンタックス。日記をざっと読んだ限りではわからないけれど、これもいつ手に入れたのだろう。レンズはゾナーの5cmF1.5。明るいレンズがお好みと見える。こちらは姪が譲り受けたとのことで、今は先のライカと同じく茅野駅前にある。
長々と書いてきましたが、つまりはこれらが今回生じた疑問です。小津に詳しい人、どうか教えてください。
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日々あれこれ#124
2024年4月8日 孤独はしずく 似たようなもの 池に住む魚が言うにはね かしこい魚 黒に惹かれ 深くひそむ 魚が言うな そんなことは口には出さず 唇ばかり見ている 水は澄んでいるが 深い緑で綿のような藻 水生植物の棲家 そういうことか あなたの世界 暗黒でもないが 確かに孤独のしずくの溜まった場所
2024年4月9日 花一輪の姿 言葉を補うブースター 落ちてゆく ロケットと同じ どうすればいい 自分の中で反芻する そんな世界があったはず もう少し先の 結局はまぼろしで いつまでも平行世界 接点があったのは 偶然の混信 その瞬間から環境に ひびが入っていたのだろう 間違いの歪み 崩壊した 一瞬で
2024年4月11日 入れ子の中でひとり 空気の壁 知での分離 穏やかな午後でも 見えない仕切りはつねに存在し 気づいていた 違和感も理解力もすべて 階段を上り あるいは下らないぶつからない邂逅か 足を進めるほどに視界は歪んでしまう だから交わることはなく 長く歩む一本道 わたしだけ ひたひたと 続く
2024年4月12日 到達できないね あなたには 分からないのなら仕方なく ただ眺めても謎の暗号異教徒の呪文 そんなふうに思っている 目の前にあるのにね 答えも過程もない 考えようとしないの もっと受け取るだけがいい 私の範疇で感情が揺さぶられればいいだけ 私にとって難解なもの 考えたくもないの結論か
2024年4月13日 燃えたのはわたしのこころ 灼熱の太陽のように輝く あなたを見れば燃えて 残り 失ったものはなく 燃焼しながら得続けている 受け続ける糧は永遠ではない 分かってるんだ 失った輝きを知れば わたしのこころも冷えてしまう 白から黄色へ 変化してしまう それを経験したからね 失いたくない
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『ガラスの街』
五月は読書の月だ。僕は本を読んだ。数多の本を。 最初、それは次の小説のアイデアを得るためだった。頭上の樹々からワインのための葡萄をもぎ取るような、循環を続けるにあたっての摂取だった。いきおい堕落しつつある現実から少しでも意識を逸らすためでもあった。 普段の僕は、本を読んで時間を過ごすことは少ない。長い時間ひとつの文章に集中することができないのだ。 それに読むことよりは書くことのほうがずっと大切だと僕は思っている。読む行為は、現実という制限された枠組みのなかではせいぜい膝丈ほどの優先度しかなかった。 しかし五月ではあらゆるものが落下した。熟れ過ぎた果実が枝との繋がり終え、足元に開いた坩堝に呑み込まれていった。読む行為もそうだ。落ち、煮え滾る器の中で混合した。 いまでは僕の「読む」は混沌としている。それはいまでは長身の僕、その僕以上にのっそりとそびえる一本の巨大な柱となっている。物言わぬ花崗岩の柱。五月、僕はそんな柱を中心にぐるぐると回り続けている。手は文庫本に添えられ、目は9.25ポイントの文字に注がれている。足は僕の意識から離れて交互に動いている。ひたすら歩き、ひたすら読んでいる。柱から少し離れた誰彼にどう見られているかどう言われているかなんてことお構いなしに。
いや。そんな話自体がどうでもいい。関係ない。 きょう、僕は自分自身が”うすのろ”だということを語りにきたのだ。
***
五月。 僕はどんなものを読んだのだろうか。 金ができて僕がまずやったことは大学生協の本屋に行くことだった。カウンターで二枚つづりの注文用紙を手に取り、もう何年も使い続けている青のボールペンで書いた。 "9784002012759" 週明け、僕は地下の生協で注文の品を受け取った。『失われた時を求めて』全十四冊。いまは第一巻を読んでいる。僕がふと目をあげると、あの遠い窓の奥で、大叔母が目を爛々と輝かせているというイメージが浮かぶ。泳ぐような精神の移ろいもまた。
シェイクスピアの『夏の夜の夢』も読んだ。 『MONKEY』のvol.31の三篇、ケン・リュウ「夏の読書」、イーディス・ウォートン「ジングー」、ボルヘス「バベルの図書館」も読んだ。 仕方なく後回しにされていた本を買って読んだのだ。 金銭の自由は、精神という鈍い壁に茂っていた蔓植物のような不足を一太刀で解決した。
『春の庭』も読んだ。『九年前の祈り』も。 ウルフの『波』も読み始めている。 僕の貪欲は、過去に読んだことがあるかどうかなんてものでは選ばなかった。カーヴァーの『象』、春樹の「タイ・ランド」、マンローの「イラクサ」、ヴォネガットの『スローターハウス5』。マラマッドの「悼む人」も読んだ。
一度の時に、僕はこれらの本を読んだのだった。 こんなに大量のフィクションを仕入れて、いったい何をしようとしているのか? 紛争でも起こそうとしているのか?
何のためか。それは僕自身にもわからなかった。 僕は特定の目的をもって読んだわけではなかったようだった。五月の読書は「文章の上達」や、「ストーリーテリングの技法」といったそれまでの興味とは別物だった。振り返ればそうだとわかる。
五月の読書は、それまでの自分を抑制しようとする、極めて機械的な態度とは違っていたのだ。 言えば、それは無垢に機械的な読書だった。 これまでの僕は断じて読書好きではなかった。どんな傑作でも一時間もしないうちに音を上げて投げ出した。ドストエフスキーやメルヴィルと出会ったときでさえ、メインストリームは”書くこと”、そして”生きること”で変わらなかった。この五月に僕は初めてむさぼるように読んだのだ。頭を空っぽにして。堆い小説の亡骸の山に坐すかのようにして。
それで、僕は何かしら成長したか。 いや。成長なんて一つもなかった。 そこには変化さえなかった。二週間前と、すべては同じだった。僕が着るのは依然深いグレーのブルゾンだった。コミュニケーションもぎこちないままだった。 だからそこで起きたことはシンプルだ。つまり、僕はポール・オースターの『ガラスの街』を読み、ある一つの事実に行き当たった。 「僕はなんという低能なのだ」という事実に。
***
一昨日から僕はポール・オースターの『ガラスの街』を読み始める。 『MONKEY』でオースターのエッセイを読んで彼のことを思い出し、その夜に丸善に立ち寄った僕は彼の本を久々に手に取った。 三日で読んだ。 「三日で読む」というのは僕にとってほとんどあり得ないことだった。僕のリュックサックには必ず四、五冊の本があった。読むときにはまずそのとき一番惹かれる本を手に取った。そして十数ページが過ぎ、抱いていた軽度の好奇心が満たされてしまうと、浮気性の蜜蜂のようにまた別の小説の甘いのを求めるのだった。 だから、一日目、二日目と時を経るごとに加速度的にその好奇心が勢いを増し、三日目には150ページを一つの瞬間に通貫して読んでしまったのだ。僕の読書体験において、異例中の異例だった。
『ガラスの街』を読んで、僕はうちのめされた。徹底的に。 ”面白さ”、そして”新鮮さ”の二つが、やはり事の中心だった。読書においておきまりのその二つが今回も僕を虐め抜いたというわけだ。 『ガラスの街』を読み終えた瞬間、僕の生きる世界のどこかが確実に変化した。
「祈っている。」 僕がこの最後の一文を読んだとき、曇り空の下にいた。その一節がこちらに流れ込んできたあと、僕は立ち上がった。テーブルがごとりと揺れるほどぶっきらぼうに立った。取り乱していたのだった。僕はそのままであてもなく歩き始めた。 「これ以上座っていることはできない」 「このまま座っていると、僕は頭の先から崩れ落ちてしまう不可逆的に」 そうした、僕という精神を一切合切覆してしまうほどの強烈な予感のために。 僕は予感に乗っ取られないよう、何も考えないと努めていた。何も感じまい、何も見まい、と。 リラックスを意識し、肩から力を抜く。腕をぐんと伸ばし、指をぽきぽきと鳴らした。イヤホンを耳にした。『ベリーエイク』を再生する。いつか足元をくすぐった波のように心地よい、ビリーアイリッシュの声に心をしっとり傾けた。 もちろん、そんなことは無駄だった。とりあえずの形など、何の助けにもならなかった。以前との比較から始まる違和感たちは強権的に僕の感情の戸をこじ開けた。 歩く中、透明の空気が奇妙に凪いでいた。風景からは特定の色が抜け落ちていた。向こうで笑う声、衣擦れの音、靴底の摩擦。音という音がワンテンポずれて聞こえた。 変化は女王だった。彼女は支配的だった。 僕は小説による変化を受け入れ、恭順のように認めたわけではなかった。むしろ、変化は僕にどうしようもなく訪れていた。言わば、言い渡しのようにして。 女王を僕は素晴らしい小説を読んだ後の”ゆらぎ”の中に閉じ込めたのだった。何もかもが、僕に合わない形に作り替えられていた。建物を構成する直線はいまやでたらめで恐怖がつのった。頭上の青はこのように汚い灰色では絶対なかった。
――そして、当然、この点��ついての文章はかたちだけに過ぎない。これらは省略した文章。書く必要がないということ。 なぜなら、あなたたちもかつて同じ経験を経ているからだ。小説を読み終えたあとに来る世界の変質を。 加えて、忘れるなんてことを女王が許すわけもない。これについても言わずもがなだろう。
そして、重要なのは変化のよろめきではない。 そうなんだ。きょうしたいのは女王の話とは実は違うのだ。ここであなたに伝える言葉は破壊だ。 破壊。 それは”面白さ”と”新鮮さ”のコンビがやったわけではなかった。変化の体験に曝されたゆえのサイコ・ショックでもない。 木々を打ち砕く手斧となり、人体を壊す剣となり、バベルの塔をゼロにする雷となったのは、オースターの書きっぷりだった。
オースターは、考え抜いていた。 そこで”感じ”は排除されていた。 感覚による言い表しがまるで無かったのだ。僅かにイメージに依拠するものがあっても、それは必ず共感の姿勢だった。テーブルに身を乗り出し、相手の声に耳を澄ませる態度。
『ガラスの街』では、本当に一切妥協はなかった。僕はとても信じられず、街を隅から隅までしつこく歩き回った。しかし、本当に妥協はどこにも無かった。
オースターは僕とコミュニケートすることを選んでいた。そのへんの宙に感覚という水彩画を描いて「ほらご覧」とする、ごく個人的で他者には見せつけるだけという表現は徹底的にしなかった。チャンドラーを始め、私立探偵ものに由来する例の論理的な高慢さはあった。しかし、確実にオースターは読者と対峙していた。彼は殴る、殴られる痛みを完全に了解した上でリングに立っていた。 彼の据わった眼が僕を揺るがしたのだった。彼は完全の脆弱性を知りながら、完全に書いていた。 それだから、彼を読んだとき、僕は……
向こうから厚底ブーツの女が歩いてくる。 女は痩せている。薄い、流線形の黒一枚に身を包んでいる。背が高く、ありったけに若い。二十歳前後に見える。二つの瞳はキャップに隠れている。すれ違いざまに見える耳にさえ、カナル型のイヤホンで黒が差されている。マニキュアはあまりにも美しい銀色に染まっており、高まりを誘う。 センスがいい。綺麗だ。 彼女はなんて豊かなんだ。 僕はそう思う。 ほとんど同時に、ガラス一枚を隔てた向こうで本を読む人を見つける。 また女だったが、今回性別は重要ではなかった。その読む人は区切られたブースで、文庫に目を落としていた。化粧や唯一のファッションなどもなく、やはり装飾は重要でなかった。というのも、いまにも涎が垂れてきそうなほどに口をあんぐりと開けて読んでいた間抜けな��の放心が、僕の記憶に楔として打ち込まれていたからだ。
これらのスケッチが、何かを直截に意味することはない。二つの風景は隠喩ではない。 正直に、上記は僕が受けた印象の再放送だ。 この日記は『不思議の国のアリス』ではない。二つは作為的な意味を持たない。 書いたのは「意味を持たない」ということを明らかにするためだ。 その内容でなく、外側、僕のスタイルという基本的な骨組みを露わにするためだ。
そう。だから、つまり……僕は痛みから逃げている。オースターとは違って。 きょう、読んで、事実は突きつけられる。
***
”言葉”はもう一度響く。
「大西さんの小説は、けっきょく古典から表現を引用しているだけ」
「僕は彼にもう興味がないんだ。かつて、彼は賢い人だと思っていた。書くものに何かしらの意味があると思っていた。でも、そうじゃないと知った」
「あなたの課題は、独自の世界観を提示できるかということです。海外の小説、そして村上春樹でなく」
***
そして、このように敗北してもなお、僕は決定的な何かについて述べることはなかった。張りつめた表情で、まやかし、それ自体に必死に祈る。もうそのような生き方しかできないと信じ込んでいるのだ。
「この大地にあるものはすべて、消え去るのだ。そして、今の実体のない見世物が消えたように、あとには雲ひとつ残らない。私たちは、夢を織り成す糸のようなものだ。そのささやかな人生は、眠りによって締めくくられる」
祈りの文句を何度も何度も口にした。 僕の声はいつも通りにすごく軽くで響いた。 そして一度響いてしまったものは泡沫のようにたちまち消え去った。
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2024年4月3日(水)
私の住まう地域は<松尾大社>の氏子地域、<伏見稲荷大社>とともに<秦氏>の勢力圏である。4月に入ると青年会のメンバーが寄付を集めに回る、いつも通りの寄進をすると御献酒の札とお守りをくれる。今年の<神幸祭(おいで)>は4/21(日)、<還幸祭(おかえり)>は5/12(日)、町内にこの札が貼られるようになるとなにやら少し浮ついた気分になるから不思議だ。もっとも、神輿を担ぐような体力は既に無く、祭気分に合わせて鯖寿司(と酒)をいただくのが近頃の当たり前となっている。
5時起床。
日誌書く。
朝食。
洗濯。
弁当*2。
空き瓶缶、45L*1。
ツレアイの職場経由で出勤する。
相変わらず朝の燃費が悪い。
来週から始まる授業準備、スタディスキルズの第1回資料を作成し印刷する。
かつて<露の新治を育てる会>の事務局長をされていたAさんに電話、明日午後のアポをいただく。
昨日<まいどおおきに露の新治です>の管理人・Mさんから送っていただいた過去のウェブサイトのコンテンツを復元、これで2000年から2006年までの記録を閲覧することができる。紀要に寄せた原稿は2009年以降のデータに基づくものなので、これで執筆のための資料はかなり調ってきた。
帰路も順調だが、今日は燃費が今ひとつ。
今夜はツレアイの研修で夕飯が遅くなるので、サッポロ一番味噌ラーメンを頂く。
軽く午睡。
露の新治さんの<へらへら日記>の旧版を読み進める。明日のインタビューにも大分役立つ。
息子たちの夕飯準備中に彼女が帰宅、少し遅れたが20時までのWeb研修だ。息子たちの食事が終わってから、テレビでナイターを観ながらちびりちびり。ようやく彼女が終わったので改めて晩酌開始。
録画番組視聴、新日本風土記。
「函館の光」
初回放送日: 2024年4月1日 夜景輝く港町・函館。冬、異国情緒漂う街は電飾をまとい、澄んだ空気に暮らしの明かりも輝きを増す。北海道の玄関口として発展した町と、そこに生きる人々の光をめぐる物語 ロープウェイを山頂で降りると、目の前に星屑をまき散らしたような輝き。ここは夜景の美しさで知られる港町・函館。坂道の洋風建築や港の赤レンガ倉庫も旅情を誘う。世界を巡りたどり着いたこの町で、店中電飾が覆うハンバーガーショップを始めた父娘。歴史的建造物を店舗として再生し、町の灯を守ろうとする人々。北洋漁業衰退の荒波の中、必死に生きる庶民に光を見た小説家。町中がイルミネーションで輝く冬の函館と、人々の物語
片付け、入浴、体重は3日前から50g増。
遅くなったので日誌は明日のことにする。
デスクワークが続いたので、残念な結果に。
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柴田元幸『ナイン・ストーリーズ』朗読会
不確かな現実を綱渡りで生きる人々を描いた、アメリカ文学史に燦然と輝くJ.D.サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』の河出文庫化を記念して、訳者・柴田元幸さんの朗読会を1月10日にtwililightで開催します。
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“小説を訳すのはいつでも「耳を澄ます」営みだが、この『ナイン・ストーリーズ』を訳していたときは、いつにも増して、語り手や登場人物の言葉や息づかいに耳を澄まし、彼らのしぐさや周りにあるいろんな物に目を凝らしていた気がする。”
とヴィレッジブックス版の訳者あとがきで書いた柴田元幸さん。
今回の河出文庫化ではササキエイコさんが装画を担当し、「21世紀のサリンジャー」が生まれたと柴田さんは仰っています。
柴田元幸さんの朗読によって、あらためてシーモアたちの声、“世界に対してムカツいていたり、過剰な自意識を抱え込んでいたり、傷から癒えるすべを探っていたりするサリンジャー世界の人たち”の声に耳を澄まし、体感していただけたらと思っています。
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日時:2024年1月10日(水)開場:19時 開演:19時30分
会場:twililight(世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F/三軒茶屋駅徒歩5分)
料金:1500円+1ドリンクオーダー
定員:18名さま
*定員に達したので、キャンセル待ちの受付になります!
件名を「柴田元幸『ナイン・ストーリーズ』朗読会」
として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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【出演者プロフィール】
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『アメリカン・ナルシス』、訳書にジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、エリック・マコーマック『雲』など。講談社エッセイ賞、サントリー学芸賞、日本翻訳文化賞、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。
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ある画家の手記if3-4? エロ怪文
某所。 ほとんどなにも置かれていない、生活空間とさえいえないような伽藍堂の一室で
一見すると華奢で小柄な身体が、大柄の真澄をゆったりと寛がせるようにベッドの上で優しく横抱きにしていた。 瞼に、額に、ふとした時に降る優しい口付け。まるでそんな時間が永遠に続くかのように、一片の不穏さも感じさせることのない空間… いつまで続くのかなどどちらにも分かりはしなかったし、勿論なんの先立つ予定もない、もしかすれば「今後」という発想さえも、その男が既に殺してしまっている、 閉じたあたたかな 胎内のように。 生まれ出でる日を密やかに恐れる、胎児が二人、揺蕩っていた。 「真澄 チビどもがお前を探し求め始める時間だぜ」 甘やかすような優しい声音で紡がれる、ここに来てから初めての、不穏当なことば。 真澄の頬を、顔にかかる髪の毛を、そうっとすくいあげて自分のほうへ顔を上向かせる。 「チビたちぁ泣くだろうがまだ俺と来い」 粗野で飾り気も品もあったものではない、無神経極まりない言葉そのままの言葉が真澄の全身を差し貫くように発せられる。 ーーー男がふと手の届く場所にあった窓をからりと少しだけひらく 久しぶりの外気が部屋の中に滑り込んでくる 凍るように冷えた外気とともに風に乗って部屋の中に舞い込んできたのはーーー今年の初雪だった。 すぐに閉められた窓に、外から入った風は行き場をなくしてはらりとその場に、剥き出しのフローリングの上に、雪を無造作にゆっくりと散らす。 「攫ってきたせいかね、ついてきちまった」 そう言ってどこか子供のように無邪気にわらう。 かと思えば真澄の頭が仰け反るほどの深いキスを与えてくる。 真澄の前で、男の行動はまったく出鱈目に無軌道のようでいて、男の情緒はいつだって穏やかに安定していた。 一瞬あとにどのような悲劇が襲ってもその笑みを崩すことはないだろう。むしろもっと愉快にわらうに違いない。穏やかだが、確かに狂っていた。 真澄は今、その狂気を羊水がわりに、全身をくまなく浸されて、安らぐ以外のなにをも禁じられ、封じられていた。 「――――…っ…」 突然のキスに一瞬息を詰まらせた真澄を、男は無遠慮に閉じることもしない両眼を、爛々と輝かせて見据え続ける。 お互いが快楽の内にあっても支配権はこの手にあると、揺るがぬ主張を絶え間なく続ける瞳だ。 その瞳の在り方は、男の人生そのものでもあった。 それを男は当分の間、真澄一人に一心に注ぐつもりらしい。 あまりにもーーー置き忘れられたままのものが多すぎる …男は真澄の頬を撫でながらそう感じる。 いちいち何を置き忘れたのか思い出して拾いに出向くよりいっそ、一度壊してはじめからーーー 詰まるところ男の思惑は、男の愛し方は、今はそこに集約していた。 男はその道の学を収めた専門家でもない、ただ真澄を愛するあまりにそれに似た道を辿ろうとしている、一歩間違えば真澄そのものを失いかねない危険な手段をやすやすと選びとっていた。 ーーー外気に触れた 雪の舞い溶けた室内、……殻を 破り 羊水から顔を覗かせて 少しずつ自分で呼吸させる時間だ。 キスの合間に空気を吸わせて、空気に溺れないようキスで呼吸を導く。何度も繰り返した。 男の頭の端には一応の目処がなくもない。 何故なら追ってくる相手は手強い。いつまでも適当に撒けるとも思えない。それになにせ頑なに一途ときている。いずれ真澄と会う機会を設けさせなければいけなくなる…
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Oscar Peterson "My Favorite Instrument" 久し振りの"Exclusively for My Friends"シリーズ、お復習になりますが下記の6部で、( )内は録音年月です。 ●Vol.1 "Action" (March 1963/April 1964) ●Vol.2 "Girl Talk" (Late 1965, November 1966, November 1967, April 1968) ●Vol.3 "The Way I Really Play" (November 12, 1967) ●Vol.4 "My Favorite Instrument" solo piano (April, 1968) ●Vol.5 "Mellow Mood" (April 1968) ●Vol.6 "Travelin' On" (April 1968) 未購入はVol.6だけになりました。 本作は、シリーズ中唯一のソロです。ピーターソンはピアノ・トリオの期間が長く、もちろんどの作品も当たりはずれのない安定した素晴らしい演奏を聴かせてくれますが、アート・テイタムと並んで、ソロ向きのピアニストだと私は思います。 確かなテクニックから奏でられる誰にも真似の出来ない豊かな表現力は、他の楽器は不必要、ソロですべてを伝えられるからです。"一人芝居"を演じられるピアニストは、そう多くはいないでしょう。 また、音数の多い超絶技巧ばかりではなく、Side 2-4 "Little Girl Blue"のような静かなバラッドもタッチが繊細で美しく、華麗さと優雅さを併せ持ち、妙なフレーズや奇をてらわないことも、ソロにはうってつけだと思います。 録音は、もちろんこのシリーズに共通の全く文句の付けようのない美しい音色です。Sumico Pearlの繊細さが絶妙、真空管アンプ+フォノイコも素晴らしいです。低音域は身体に振動として伝わり、高音域は澄んでどこまでも届くようです。彼の声も聞こえるほどリアリティがあります。 1972年にトリオを解散しソロ・ピアニストとして活動するようになりますが、本作では早々にその自由奔放な思いのままのプレイを楽しんでいる姿を見ることが出来ます。 本作のシリーズは、MPSのオーナーであるブルナー・シュワァー氏の自宅でお客を招いてのパーティー形式でのピアノ・プレイを録音した珍しいものですが、Verveの契約切れを持ってMPSから発売。しかし発売予定の枚数に取り置きの音源が足りなくなったので、急遽追加録音して発売したのが、このソロ・アルバムだそうです。1945年からのレコーディングの中でも20��振りに生まれた初のソロ・アルバムだと言うことですから、ピーターソンのソロはこの1枚と言っても過言ではないでしょう。 このシリーズは再三再発されていますが、本盤はテイチクからのMPSベイシック・セレクション"2000"と言う日本盤です。そう言えば、このシリーズ、私が所有しているのは、全部日本盤です。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzvocal #ジャズシンガー #ジャズ #スイングジャーナル #レコード #OscarPeterson *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Cp9EfQ_PcSf/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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Dancing for You [ ダンシング・フォー・ユー] by Cosmos Troupe 2008 第17場 - フィナーレ エイト・シャルマン Get Me to The Church on Time
♪ 教会の鐘が鳴る 街に鳴り響く 出かけよう 教会へ So get me to the church on time 結婚の鍵が鳴る 朝の訪れに 急ごうよ 教会へ So get me to the church on time ♪
#takarazuka#dancing for you#ダンシング・フォー・ユー#nagina ruumi#凪七 瑠海#nanami hiroki#七海 ひろき#hoshibuki ayato#星吹 彩翔#sumiki sayato#澄輝 さやと#houju ichi#鳳樹 いち#sorahane riku#蒼羽 りく#aizuki hikaru#愛月 ひかる#sagiri seina#早霧 せいな#soragumi
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Clear Sky Message (Español)
Intérprete: Aijima Cecil (CV. Toriumi Kousuke)
Digital single: 07 Shining Birthday Song “Clear Sky Message”
Fecha de lanzamiento: 31 de octubre 2022
Clear Sky Message Mensaje del cielo despejado
空を渡って 頬をなでる風 Sora o watatte hoho o naderu kaze A través del cielo, el viento acaricia mis mejillas
冷めない熱と 懐かしさ運ぶ Samenai netsu to natsukashisa hakobu Llevando una calidez y una nostalgia que nunca se enfrían
センチメンタルなおとぎ話も Senchimentaruna otogi banashi mo Un cuento de hadas sentimental
アナタとなら優しい時間に Anata to nara yasashii jikan ni También será un momento apacible contigo
誰も邪魔できない 二人だけ Grassland Dare mo jama dekinai futari dake Grassland Nadie puede interponerse en esta pradera sólo nuestra
ひとときの永遠 そっと心に触れさせて Hitotoki no eien sotto kokoro ni furesasete Déjame tocar suavemente tu corazón en la eternidad de un momento
My Princess 仕舞ったままの言葉は唇に乗せ My Princess shimatta mama no kotoba wa kuchibiru ni nose Mi Princesa, pon en tus labios las palabras que detuviste
高く澄みきる青に溶かして Takaku sumikiru ao ni tokashite Para que se fundan en el alto y despejado azul
小鳥が囀るように かわいい声を聞かせて Kotori ga saezuru you ni kawaii koe o kikasete Déjame escuchar tu linda voz que es como el canto de un pajarillo
心地よい秋麗(あきうらら)アナタのための歌で包みたい Kokochiyoi akiurara anata no tame no uta de tsutsumitai Quiero envolver este cálido día soleado de otoño con una canción para ti
日差しの中に ひと筋凛々と Hizashi no naka ni hitosuji rinrin to Espléndidamente en la luz del sol,
寂しさ連れて そよぐ夕紅葉 Sabishisa tsurete soyogu yuu momiji Las hojas de otoño del atardecer se balancean con soledad
デリケートに変わっていく日々も Derikeeto ni kawatte iku hibi mo Incluso los días que se vuelven delicados,
アナタとなら鮮やかに染まる Anata to nara azayaka ni somaru Se tiñen vibrantes si estoy contigo
想い見上げたなら 空は微笑み Omoi miageta nara sora wa hohoemi El cielo sonreirá si tus sentimientos miran hacia arriba
重ね合う願いを きっと届けてくれるでしょう Kasaneau negai o kitto todokete kureru deshou Y seguramente cumplirá nuestros deseos que se han unido ¿no crees?
Star Night Dream 星のカケラを繋げて星座を創る Star Night Dream hoshi no kakera o tsunagete seiza o tsukuru Sueño de la noche estrellada, crea constelaciones conectando los fragmentos de las estrellas,
一つ一つに輝き集め Hitotsu hitotsu ni kagayaki atsume Reuniendo su brillo uno por uno
新たなページにはほら 今日より広がる未来 Aratana peeji ni wa hora kyou yori hirogaru mirai En esta nueva página, mira, el futuro se extiende a partir de ahora
夢だけじゃ終わらない 七色 Happiness Yume dake ja owaranai nanairo Happiness No es sólo un sueño, es una felicidad de siete colores
My Princess 仕舞ったままの言葉は唇に乗せ My Princess shimatta mama no kotoba wa kuchibiru ni nose Mi Princesa, pon en tus labios las palabras que detuviste
高く澄みきる青に溶かして Takaku sumikiru ao ni tokashite Para que se fundan en el alto y despejado azul
小鳥が囀るように かわいい声を聞かせて Kotori ga saezuru you ni kawaii koe o kikasete Déjame escuchar tu linda voz que es como el canto de un pajarillo
心地よい秋麗(あきうらら)アナタのため���歌で包みたい Kokochi yoi akiurara anata no tame no uta de tsutsumitai Quiero envolver este cálido día soleado de otoño con una canción para ti
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Meramera
食らって食らって燃やして チャンス逃さないように 食らって食らって燃やして イメージ描く My way 何かに縛り付けられてる感情じゃないでしょう 誰かに測りかけられてまた迷っただけでしょう 無数に散らばる選択肢に奇跡を調和して 自分という名の才能に出会えたことに早く気づいて 今見えてる星のように 光への希望はそこにあるから 邪魔をされても負けないでいて Meramera と絶えない消えない想いを詰め込んで 絶えないまるで宇宙規模可能性 限界のない人生を楽しめたなら 本当の自分に会えるだろう 時が満ちる速さ研ぎ澄まして 未知のトビラを叩き破れ 覚めない覚めない長い夜を越えて 目覚めろ 希望のトリガー 求めるほどに心霞んで見えなくなるから 確かな輝きを持って立ち向かってくから 記憶に散らばる数々の失望や痛みに 弱さが絡みつくたびつまずきそうになる時もあるけど Stand up…
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デヴィッド・ボウイの煙草
デヴィッド・ボウイがかつて京都で飲んだ煙草は、長い年月を経て、彼の病いの原因となった。
おぎゃあ。人間が産まれる。その体の内では爆発的な細胞分裂がくり返される。春の充溢。群をなす息吹き。知覚と認知を拡大しながら、彼はこの世界を自らのテリトリーにしていく。そこかしこ、次から次へと。つまり欲望機械というやつか。緑の増殖。夏の太陽の下で、彼の乾きが癒されることはない。欲望。貪欲さ。もっと、もっと。果実の甘さも。小川の清流も。ジョッキに注がれる生ビールも。やがて風が吹けば、秋になる。成熟していく彼は、世界をテリトリーにする不憫もまた知ることになる。支配と、所有と、その交換。愛でさえ、その定式を逃れることは難しい。ああ。そうこうするうち空気は澄んでいき、冬になる。彼は徐々に朽ちていき、やがて最後には死を迎える。
かつてデヴィッド・ボウイは京都を訪れた。東洋の光は彼の左右非対称な瞳=オッドアイに入り込む。その目に映ったのはゼン、スシ、ゲイシャ。それらはひとつの東洋的神秘を、それぞれ別様のプリズムであらわした。極東アジアの低く黄色い太陽が路面電車の窓に反射し、ジギー・スターダストの髪の金色は白く溶けた。この奇妙な島国で彼が飲んだ煙草はハイライトだった。ゲイシャの行き来する街角で、彼は煙草を飲む。それは肺を満たし、血に侵入する。それは彼の興奮となり、鎮静となった。一方で、それは彼の病理を輝かせもする。それから36年後に彼が命を落とすことになる病い。その最初の一蹴りに、それはなった。1980年のこと。
人は誰しも朽ちていく。健康も、病理も、どちらも輝いている。だとするなら。酒や煙草による健康被害があるのだとして。塩や脂には健康上のリスクがあるのだとして。それはそれで歓迎できたならよかった。でも実際のところ、それは難しい。病いの痛みや苦しみとともに、多くの人が死を迎える。病いは歓迎できるものではない。痛みや苦しみは歓迎できるものでない。死は、歓迎できるものではない。それでもせめて、それらの是非についての判断は留保しておけないだろうか。結論からの逃避ではなく、ひとつの強度として。精神が抱える、頑なな道義として。病いも、苦しみも、死も、まったく不条理な害悪でしかないのなら、最初からそうした命運が埋め込まれたぼくたちの生とは、いったいなんだろうか。
今朝も散歩をした。冷たい空気を肺に送り込む。肺の内部には山脈が連なり、その峰々に初雪が冠雪するように、真新しい空気が行き届く。あいにくここは東京で、樹木も山河も欠いており、実のところ空気はそう新鮮ではない。深夜営業を終えた盛り場の前に、ゴミ袋が積み上げられている。それをカラスが引きちぎり、生ゴミが路上に散らかる。カラスにとって、これはこの地の自然だ。ぼくにとっても。この街の空気を肺に送り込むことで、ぼくはぼくの山脈に雪を降らせる。それはやがては、ぼくの病いの原因となるのだろうか。
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20250102
くう間もん @kasu3iro 2025/01/02(木) 23:25:37 Replying to @maedaya_olive 🎍🐍新年の初🗻✨✨✨ ありがとうございます! 今日は暖かく穏やかな☀️日でした🌸 本年も宜しくお願い致します☺️
両親のお墓参り💐しました ゆつき @remiyuki8012 2025/01/02(木) 21:23:21 Replying to @maedaya_olive あけましておめでとうございます🎍 快晴に輝く太陽と美しい富士山🗻 何だかご利益がありそうです🙂↕️ 風もなく穏やかな大晦日から元日を迎え、お正月らしい晴天が続いていますね☀️ 今日から仕事でしたが何だかパワーをもらえました🙂ありがとうございます。 今年もすばらしい年になりますように✨ フラー @uiniemini 2025/01/02(木) 21:09:14 Replying to @maedaya_olive 新年あけましておめでとうございます🎍 富士山詣めっちゃキレイですね! 素敵な1年になりますね🗻♡ 智香子🌼🍀 @chikako0309 2025/01/02(木) 20:57:17 Replying to @maedaya_olive 新年のご挨拶と素敵な富士山の景色の写真を載せていただき、とても穏やかな気持ちになりました 〜🎍🗻😊🍀 2025年のご活躍も期待しています〜🌿😆 心豊かな一年になりますように〜🙏 megmeg🐥🌸🐰 @megmeg_fblc07 2025/01/02(木) 20:00:08 Replying to @maedaya_olive あけましておめでとうございます🎍 なんと神々しい富士山でしょう〜✨🗻 ✨ 今年も実り多き良き年になりますようお祈りしております🙏🏻😌✨ あずみ @azm221 2025/01/02(木) 19:35:28 Replying to @maedaya_olive 明けましておめでとうございます🎍🐍✨ こちらの心まで澄みわたるようなきれいな写真をありがとうございます✨ 毎年、前田屋さんのオリーブオイルを楽しみにしています😊 今年も良き年でありますように…✨ こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします🌄✨ ☆erin☆ @wowbang5 2025/01/02(木) 17:29:32 Replying to @maedaya_olive あけましておめでとうございます🎍 素晴らしい景色ですね!🗻 穏やかで実り多い一年であります様に! 今年もよろしくお願い致します😊 gash @a_kie_1123 2025/01/02(木) 17:16:10 Replying to @maedaya_olive あけましておめでとうございます🎍 綺麗な富士山、清々しい素敵な写真、ありがとうございます😊 今年も美味しいオリーブオイルを楽しみにしています〜🫒 今年もよろしくお願いいたします🙇 國井啓丞 Keisuke Kunii @Specialthankssp 2025/01/02(木) 17:08:55 Replying to @maedaya_olive 前田啓介社長、オリーブオイル前田屋従業員の皆様、宣伝部長、新年明けましておめでとう⛩🎍御座います。素敵なお写真ありがとうございます😊皆様にとって実り多き良い年になりますように。 いなうさ @inausa2508 2025/01/02(木) 16:38:17 Replying to @maedaya_olive 新年あけましておめでとうございます🎍 パキッと澄みきった空に富士🗻が最高✨ 『一年の計は元旦にあり』 2025年も楽しみしかないですね✨😆✨ 今年もよろしくお願いします🫒 みーにゃん @minyan_3939 2025/01/02(木) 15:25:53 Replying to @maedaya_olive あけましておめでとうございます🎍 雲ひとつないキレイな富士山🗻 ご利益ありそうですね〜✨ 今年も素晴らしい年になりますように🫒 ありひろちゃん @arihiro_CHAN 2025/01/02(木) 14:31:17 Replying to @maedaya_olive 明けましておめでとうございます㊗️ 雲一つなく晴天の富士山🗻 見通しの良い一年になる前兆ですね 笑顔溢れる素晴らしい一年になりますように😌 モーリー @EkuCm7RlB4uQba1 2025/01/02(木) 14:14:21 Replying to @maedaya_olive 新年明けましておめでとうございます🎍🍊 本当に今日は雲ひとつなく快晴☀️でポカポカしてますね🤗 私は夫と相方🐶と三段壁に来て太陽☀️がサンサンとしてます😆 啓介くんにとって素敵な2025年になりますように✨ ブルズム @burzum110844 2025/01/02(木) 14:05:38 Replying to @maedaya_olive 自分も石和町民だから御坂峠越えて富士山見えるとテンション上がりますな😀🎶 自分の所からは見える富士山はこんなですから🤣🤣🤣 こきち @IgmS18dgH3o8aiz 2025/01/02(木) 14:00:14 Replying to @maedaya_olive 明けましておめでとうございます🎍 綺麗な富士山🗻の写真ありがとうございます😊 2025年も充実した素晴らしい一年になりますように✨ 今年もよろしくお願いします🍻 しろ @shiro_kuro46 2025/01/02(木) 13:48:42 Replying to @maedaya_olive あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします🎍 琥珀🎸✨🔥🎵 @c90fd72c0f0341f 2025/01/02(木) 13:44:03 Replying to @maedaya_olive 明けましておめでとうございます🎍 素敵な風景のお裾分けありがとうございます🗻✨ 今年もよろしくお願いします🫒 ちはるん♪ @chiharu509 2025/01/02(木) 13:39:19 Replying to @maedaya_olive 🐍明けましておめでとうございます🎍 とてもご利益のありそうな景色のお裾分けをありがとうございます🗻☀ 今年も前田屋さんのオリーブオイル🫒で豊かな食の日々を送れます✨毎年感謝です🙏💚 今年もよろしくお願いいたします🙇♀✨
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Moonlit
これはページをめくる前の話。君の指定席が私の隣だったこと、他には何も必要ないと信じて疑わなかった君との甘い時間が全部大切だったはずなのに。そんなことではなく、「君を不幸にするのが僕の仕事」だといった君の冗談とも本気とも捉えられるような含みのある表情に私は目が離せなかった。波が月の光を受けて輝いている綺麗なあの場所で私の唇から赤色だけを奪って、私のマスカラを落とした人。この人の事、私はたぶん一生覚えてる。ううん、忘れたくない。「久しぶりに見ちゃったな…。」溜息をつきながら、音を立てないようにひと口だけ体に水を流し込む。2人だけの秘密の場所にいけたらいいのに、君と私に相応しい夜なんて探したってあるはずも無い。薄いカーテンを透かして月の明かりが射し込んでくる。「私もう、大人になっちゃったよ。」こんなに澄んでるというのに一番星はなぜか見つからなくて君も星も隠れるのが上手だ。でも、今晩はいつもより月が近くに見えた気がした。「ねえ、なんかあった?明日は早起きしなきゃだよ。」 「ううん、明日楽しみだね。おやすみなさい、」どうかこのまま私の事を思い出さないで。
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